2015年3月20日金曜日

身体(全身)調整の重要性

写真の構造物は、接着剤や釘などを使用せず木とゴムの張力バランスのみで均衡が保たれています。
この概念は建築家のバックミンスター・フラーやケネス・スネルソンによって提唱されたといわれる構造物のシステムでテンセグリティーと言います。
人間だけが二足の小さな足のみで可能にした絶妙なバランスの立ち姿勢。
実はその秘密がこの概念にあるのです。
木が骨、ゴムは筋肉や靱帯だと考えて頂ければイメージしやすいと思います。
ビルやタワーの様な構造物は劣化した部分を補修することによりバランスは保たれます。
ところが張力バランスによって構成された構造物は、一部の張力バランスが崩れると全体のバランスも崩れてしまいます。
つまりバランスの回復には、全体の張力バランスの調性が必要になるということです。
自然療法が症状の改善と同時に常に全体治療(身体調整)を平行させれる理由がここにあります。











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